ダウンショットリグ研究~ブラックバス~
今回のテーマは、
ダウンショットリグ
についてです。
※以下で紹介しているのは私なりのダウンショットの使い方・解釈です。
人によって使い方や解釈は異なりますのでご了承下さい。
フック(針)の下にシンカー(おもり)のついたリグです。
ダウンショットは私がライトリグを使用する際に最も使用するライトリグです。
困ったときや状況がわからずに何を投げたら良いのかわからない時は、ダウンショットに頼る場面も多いです。
そして実際に数々の状況を救ってもらったリグでもあります。
☆ダウンショットリグの使い方
①ズル引き
ダウンショットに限らず、ワームフィッシングの基本になる動作です。
まず、リグを投げ、着底を待ちます。着底の確認はラインを見て、ラインが沈んで行くのが止まったら着底の合図です。
ダウンショットはシンカーより上にフックとワームが来ます。なので、ラインの動きが止まってから5秒くらいカウントして、ワームも着底させてからアクションを始めて下さい。シンカーが着底してからワームが着底するまでの間がノーシンカー状態になり非常にナチュラルな動きをします。その間にアタックしてくるバスも多くいます。
次に、ズル引くですのですが、基本的にロッドワークでズル引きます。リールは余分な糸ふけを取る為に使います。
ロッドを上方向に持ち上げるか、横方向に引いてくるかでゆっくりズルズルと引いて下さい。イメージ的には竿先を3時から12時に持ってくる感じですね。
竿先が12時の所まで来たら一旦止めて、3時のポジションに戻りましょう。
3時のポジションに戻ったら、リールを少しだけ巻いて糸ふけを取って下さい。ワームを引いた分だけ巻く感じです。
そして、また12時のポジションへズル引きながら持って行きます。
その繰り返しです。
注意するのはズル引く時にラインを張り過ぎないこと。張り過ぎるとワームが不自然な動きをしてしまいます。ボトムの感触がロッドに伝わる程度に緩ませてズル引くことがポイントです。
②シェイク&ステイ
ダウンショットはシンカー(おもり)がアンカーのようになり、一カ所で安定する為にシェイクが非常にしやすいリグになります。
まず、着底を待ちます。ラインの動きが止まってから5秒待って下さい。(ステイ)
その後、竿先をふるわせて5秒間シェイク。その後、再度5秒間ステイ。
ステイ後は、ズル引き同様ワームが自分の方に寄ってきた分だけ糸ふけを取ります。
シェイク時間とステイ時間は5秒としましたが、これも決まりはありません。その日の状況や使用するワーム、または自分自身の気分に合わせて変えて行って下さい。
アタリはステイ中に発生することが多いです。
ラインの動きはしっかり見ていましょう。
③バジング
ダウンショットの裏技的存在。
ダウンショット使用中にボイルが発生したり、水面系ルアーをとっさに投げたい時があります。ルアーチェンジもしている暇もない。
そんな時は、グラブ系ワームの使用前提ですが、投げてそのままリールを早巻きして水面を滑らすように引いてみて下さい。
「ガバッ!」と出たりします。
また、それでもバイトが無ければ、シンカーを外してすぐにノーシンカーに切り替えることもできます。
☆ダウンショットリグのメリット・デメリット
・メリット
①ズル引き・シェイク・バジングと多彩なアクションに対応出来る為、ダウンショットだけで様々な状況に対応可能。
②シンカーの重さの調節が容易な為、簡単にフォール速度を変えられる。
③ノーシンカー⇔ダウンショットの切り替えが簡単。
④アクションの多彩さからサーチベイトとしても使用可能。
・デメリット
①リグを作るのが少々面倒くさい。
②カバー周りは苦手。(カバーに特化したダウンショットの形もあるが)
③ワームの上からも下からもラインが出ている為、バスに嫌われる場合もある。(その場合はスプリットやライトキャロに変更すると良い)
☆ダウンショットリグに使用するタックル
・ロッド
各社からライトリグ専用のロッドが出ています。それらを使えば快適にダウンショットを操ることが出来ると思いますが、なにも専用ロッドで無くてもUL~MLクラスのスピニングロッドであれば問題無く使うことができます。
また、ラインが太くなってしまので私はあまり使いませんが、ベイトフィネスロッドでもOKだと思います。
私が普段ダウンショットに限らずスピニングの釣りで使用しているのは、
シマノ エクスプライド266L/2
ライトクラスのタックルを使っています。
・リール、ライン
こちらもシマノ基準で2000~2500くらいの番手のリールなら問題無しです。ハイギヤリールの方が向いていますが、ノーマルギヤでも全く問題ありません。
私が使用いているのは
シマノ コンプレックス cl4/2500HGS F4
を使用しています。
ラインは、フロロ4ポンドか5ポンドを使用しています。
・フック シンカー
フックは、使用するワームによって使い分けますが、私が主に使用しているフックサイズは3番のフックです。
一般的なのは4番のフックですが、4番より3番の方がフッキングが断然良い気がしています。
その辺はまあお好みだと思っています。
シンカーも1.3g~5gの範囲でフィールド・タックルに合ったセッティングが良いかと思います。3g以上はベイトフィネス用だと個人的には思っています。
私は、1.3gと1.8gを使い分けています。
足場の安定してじっくり探りたいおかっぱりでは1.3g。
ボートは足場が安定していないので、ボトムの取りやすい1.8gをメインにしています。ボートの場合、おかっぱりよりテンポの大事ですしね!
・ワーム
色々と使いましたが、ダウンショットと相性が一番良いと感じるのは、
・レイン Gテールサターンワーム2.5インチ
長年愛用しています。時々他のワームに浮気したりしますが、結局はこれが一番!
スレていたり、食い渋る状況ではGテールの部分を切り取ってストレートワーム状態にするのも良いです!
また、テールカットして、ワッキーがけでシェイク&ステイも効果的!
1つのワームで色々な使い方が出来ますよ!
おススメです!
また、
・ケイテック スイングインパクト2インチ
もよく使います!欠点は、ギルにすぐにテールをちぎられてしまうこと。
ただ、魚の反応だけならスイングインパクトの方があるかもしれませんね!
以上となります。
まだまだ書き足りないのですが、時間が無いのでこのへんにします。
少しづつ内容は付け加えていこうと思いますのでまた見て下さい!