シャッドプラグの研究~ブラックバス~
今回のテーマはシャッドプラグです。
以下、私なりのシャッドの解釈・使い方になります。皆さんの使い方とは異なることも多いかと思いますがご了承下さい。
☆シャッドとクランクの違い
シャッドと言えば、リップの長いクランクベイトのような形をしているので、最初に見た時は「クランクベイトと何が違うの?」と思う方も多いと思います。
バス釣りの本場、アメリカでは特にシャッドというカテゴリは無く、全てクランクベイトのくくりで扱われているとも聞いたことがあります。
じゃあシャッドとクランクベイトって何が違うの?
という話ですが、私的に最も違いを感じるのはアクションの質です。
クランクベイトは、リップが水を掴んでブルブルとボディを左右に震わせながら水をかき回せます(ウォブルというアクションですね)
シャッドは細長いリップで水を受け流しながら、ボディを左右に回しながら泳ぎます(ロールというアクションですね)
人間の泳ぎで例えるなら、クランクはバタフライ。シャッドはクロールです。
当然バタフライの方が派手で、水を動かします。
対して、クロールはスイスイと前へ進みますね!
なので、クランクは、より魚にルアーをアピールしたい時に使い、シャッドはよりナチュラルにルアーを見せたい時に使うのが基本です。
☆シャッドプラグの使い方
・ただ巻き
シャッドは難しいアクションはいりません!ただ巻きで十分に釣れるルアーです。
一定の速度で巻いて下さい。
巻くスピードは、早めから遅めまで、その日によってバスの反応が良いスピードは変わりますので色々探してみて下さい。また、ルアーによっても最も釣れるスピードは変わります。
最初のうちは、〖ルアーがアクションしているのが手元に伝わる最も遅いスピード〗で巻くのがオススメです。
これはシャッドに限らず、クランクやスピナーベイトでも基本になるスピードですので、覚えておくと使えるルアーの幅が広がります。
・早巻き
やることはただ巻きと同じです。ひたすら巻く。
ただし、巻くスピードはただ巻きの比ではありません。
追ってくるバスから逃げるイメージで、リールを巻きます。
ルアーを回収するスピードです。
シャッドにもよりますが、早巻きでバランスを崩さないルアーが多いのもシャッドの特徴です。(遅巻き用のシャッドもあるので一概に言えませんが・・・)
結構急に早巻きを入れるとこれまで反応しなかったバスが食ったりします。
根がかりしたら、自動的に合わせてしまう形になるので注意です!
・ストップ&ゴー
低水温期に有効とするアクションのひとつです。
シャッドの多くはサスペンドタイプかスローフローティングタイプです。動かすの止めても浮かびも沈みもせずにその場で留まるタイプが多いです。それを利用したアクションになります。
シャッドをワームのズル引きのようにロッドワークで動かし、急に止めます。動いていると食って来なくても、止まった拍子に食ってきます。
また、早巻きから急に止めるのもリアクション効果があります。
いずれにせよ、ストップは完全に止めるのが重要です。中途半端に動いてしまうと見切られることが多いように感じます。
・トゥイッチ
私はあまりしないのですが、トゥイッチでも釣れるルアーです。
私自身の考えではラインを不用意に動かすのはNGだと感じているので、私はシャッドはトゥイッチで使いませんが、様々な方が実績を残していますので釣れるのは間違いないです!
是非お試し下さい!
☆おススメのシャッドプラグ
色々なシャッドを使ってみましたが、使いやすさと実績から私はジャッカル社のソウルシャッドを愛用しています。
いずれのサイズも早巻きをしてもバランスを崩さず根がかりも少ないです。ただ巻き、早巻きメインで使うなら理想的なシャッドだと思っています。
・ソウルシャッド52SP
私の中で、最も信頼を寄せているシャッドです。
約1.5m潜りますので、個人的には潜り過ぎず潜らなすぎずちょうど良いです。
重さは約4gです。
私の中ではベイトフィネスでも十分使えます。
・ソウルシャッド45SP
こちらは52SPよりも小さいサイズです。
野池なんかにはベストマッチサイズですね!
約1.2m潜るので、シャローエリアではこちらの方が使いやすいです!
こちらはさすがにスピニング専用ですね。
・ソウルシャッド58SP
こちらは、2.5m潜るタイプです。
ボートなんかでは、52SPより58SPの方が使いやすかったりしますね!
あとは、ボトムを攻めたい時は、2.5m潜る58SPを使います!
このような感じで、私はサイズというよりも潜る深さでソウルシャッドを使い分けています。
各社から様々なシャッドが出ていますので、自分に合ったシャッドを見つけて下さいね!
私は、現状ソウルシャッドがあればいいかなと思っていますので、しばらくはこのまま使い続けます!